サニブラウン・ハキーム 世界の7位!! ロンドン世界選手権 200m夢のファイナルに進出

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2003年、末續慎吾選手が200m銅メダルを獲得した日から14年。再びファイナリストが誕生しました。
サニブラウン・アブデル・ハキーム選手18歳。ジュニアでは世界最強の選手でしょう。

準決勝は寒雨の中行われ、ヨハン・ブレイク選手らが自分の力を発揮できず脱落していった中、見事自己記録に迫る走りを見せ、二着で決勝進出!!


そして迎えた決勝。本命不在といったレースになりました。
一際存在感のあるバンニー・キルク選手、準決勝最も良い走りをしたジェリーム・リチャーズ選手、今季好調のアイザック・マクワラ選手、近年安定した戦績を残しているラミル・グリエフ選手。このあたりは、誰が勝ってもおかしくない状況です。

レースが始まりました。サニブラウン選手も好スタートを切ります。
100m地点、まだ突出した選手はいません。マクワラ選手、バンニーキルク選手、グリエフ選手らが横一線で競りながら直線に入りますが、まだサニブラウン選手も食らいついています。
150m。サニブラウン選手は徐々に遅れを見せます。最後は先頭からおよそ0.5秒離れて、7着でフィニッシュ!ラストは少し諦めたような走りになった所が、負けず嫌いの彼らしいですね。
優勝はグリエフ選手。終盤は少し苦しかったですが、見事な走りでした。二着はさすがのバンニーキルク選手。三着はリチャーズ選手でした。
リチャーズ選手は少し実力を出し切れなかった印象です。前半乗り切れませんでしたね。好条件でベストなレースをすれば、19.7は狙えそうです。

こうして、サニブラウン選手のジュニア期における世界への挑戦は幕を閉じました。次は二年後の世界陸上。20歳になって迎えます。
決勝のレースを見ても、走りの完成度でいえばまだ他の選手より一段階劣ります(アミール・ウェブ選手も粗削りですが)。つまり、伸びしろが大きいという事です。

今後は群雄割拠の時代を迎えます。実績は一つ抜けているアンドレ・ドグラス選手を筆頭に、クリスチャン・コールマン選手、トレイボン・ブロメル選手らとの争いが予想されます。
また、私の一押しである、イギリスに国籍変更したミゲル・フランシス(Miguel Francis)選手もいます。この選手はポテンシャルが高いですよ。

いずれにせよ、サニブラウン選手の今後はこれまで以上に世界から注目される事でしょう。彼の頭の中は、金メダルしか考えていないはずです。
どこまで高みに登れるか。期待しましょう。