ラミル・グリエフ 悲願の世界王者戴冠!! 2017ロンドン世界選手権

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2017年ロンドン世界選手権。同大会にて引退を表明していたウサイン・ボルト選手は100mのみの参加となりました。つまり、200mはディフェンディングチャンピオン不在という状態です。
グリエフ選手は一か月前にトルコで行われたレースにて100m9.97をマークし、本大会は絶好調で迎えます。
200mの優勝候補は世界ランキング一位(19.77)のアイザック・マクワラ選手でしたが、レース直前に感染性胃腸炎を発症してしまい、万全な体調とは呼びにくい状態になります。その他の有力選手は400mとの二冠を狙うウェイド・バンニーキルク選手や好調のジェリーム・リチャーズ選手あたりです。

グリエフ選手は予選・準決勝と順当に勝ち進み、満を持して迎えた200m決勝。日本ではサニブラウン・ハキーム選手が決勝進出し、注目されていたレースです。
レースはコーナーを抜けた時点でグリエフとバンニーキルクが競り合う形に。150m地点からわずかにグリエフがリード。リチャーズ選手も追い上げを見せますが、わずかに及ばず。
一位グリエフ、二位バンニーキルク、三位リチャーズという結果に終わりました。

トルコに国籍を変更してから、6年。苦難を乗り越え、悲願の世界王者戴冠です。レース後に涙をこらえていた様子が印象的でした。
とても気温が低い中で行われたため、記録は低調に終わりましたが、決してレベルの低いレースではなかったと思います。

グリエフ選手は、強さと速さを兼ねた絶対王者になる資質があります。今後の活躍に期待しましょう。

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