大嶋健太|経歴と走り方(ランニングフォーム)の紹介

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プロフィール

氏名:大嶋 健太 (おおしま けんた)

生年月日:1997年9月3日

出身地:東京都練馬区

所属:
練馬区立中村中学校
東京高等学校
日本大学スポーツ科学部

身長:173cm
体重:66kg

自己記録

60m 6秒75
100m 10秒29
200m 20秒99

主な戦績
2011年 ジュニアオリンピックB100m準決勝敗退
2012年 全日本中学校選手権100m3位・200m3位・4×100mリレー4位
岐阜国体少年男子B200m7位
ジュニアオリンピックA100m2位
2013年 全国高校総体100m4位・200m6位
長崎国体少年男子B200m優勝
2014年 全国高校総体100m優勝・200m6位・4×100mリレー5位
日本選手権100m準決勝棄権
長崎国体少年男子A100m・4×100mリレー優勝
2015年 全国高校総体100m優勝・200m5位・4×100mリレー優勝
日本選手権100m準決勝敗退
和歌山国体少年男子A100m優勝
2016年 アジアジュニア選手権100m4位
日本選手権100m準決勝敗退
日本インカレ100m5位・4×100mリレー3位
日本ジュニア選手権100m優勝
2017年 世界U20陸上競技選手権大会100m準決勝敗退・4×100mリレー2位
日本選手権100m予選敗退
日本インカレ100m4位

東京高校二年・三年時とインターハイ100mを連覇。特に三年時の100mはサニブラウン選手との激戦を制し、大会史に残る美しい勝利を飾りました。

小学生時代はサッカーやバスケットボールに打ち込んでおり、大嶋選手が陸上競技を始めたのは中学校に入学してから。陸上部の監督に才能を見込まれ、スカウトされたようです。
監督の目に狂いなく、二年時にはジュニアオリンピックに出場。三年時には全日中で100m3位・200m3位・4×100mリレー4位という素晴らしい成績を残しています。

中学卒業後は陸上の名門である東京高校に進学。近年力を伸ばしている学校で、現在活躍されているケンブリッジ飛鳥選手の出身校でもあります。
高校進学後は急成長を遂げ、6月には高1歴代二位(当時)となる10.48をマーク。インターハイでは100m4位・200m6位と一年生ながら上位に入賞しています。秋の国体少年B200mも21秒25の大会記録で制し、名実ともに世代最強ランナーになりました。

高校二年に進級後は、さらに飛躍を遂げます。インターハイ準決勝で自己ベストを10.37まで伸ばすと、なんとその勢いのまま決勝を制してしまいました。
秋の国体少年A100mも制し、高校タイトル二冠達成。もはや高校生に敵はいないと思われましたが…。

高校三年時、下の学年に驚異のライバルが誕生しました。サニブラウン・ハキーム選手です。前年のインターハイ200mで2位になり、国体少年B100mでは高1歴代最高記録となる10.45を叩き出した選手です。
二人とも同じ東京都の高校に通っていたため、春の東京都総体陸上で早くも激突しました。結果はサニブラウン選手が10.30の自己ベストを出し、完勝。前年度高校王者が都大会で年下に敗北するという、大嶋選手にとっては耐え難い屈辱だったと思います。その後南関東大会でもサニブラウン選手が勝利。
さらにサニブラウン選手はこの後、世界ユースに参戦。100m・200mともに大会記録を更新し、圧勝するという規格外の実力を見せつけました。

二人の決着の舞台になったのはインターハイ決勝。世界ユース王者の称号を手にしたサニブラウン選手、かたやディフェンディング王者の大嶋選手。極めて緊張感高いレースになりました。号砲が鳴り、スタートから頭一つリードした大嶋選手。サニブラウン選手は地面に覆いかぶさるような、柔らかい独特の加速を見せます。中盤、終盤と徐々にサニブラウン選手が追い上げますが、まだ差は埋まりきりません。最後は両者大きくトルソーを突き出しフィニッシュ!非常にきわどい差でしたが、0.01秒差で制したのは大嶋選手。優勝者アナウンス後は涙があふれていました。記録も10.29という素晴らしいもので、想像できない程の大きなプレッシャーがかかった中、最高のレースを見せてくれました。

高校卒業後は日本大学に進学。自己ベストの更新はまだないものの、日本インカレでは一年時100m5位、二年時は4位と着実に戦績を残しています。



大嶋選手のランニングフォームです。
タイプとしては、山縣亮太選手とよく似ています。上体のねじりが少なく、力を分散させない走りです。大嶋選手のほうが強めに地面をプッシュしており、滞空時間も長い傾向にあります。
形体的には大きな特徴はありませんが、極めて技術的な完成度の高い100mランナーです。


高校三年時のインターハイ100mは、まさに歴史に残る名レースでした。勝負強さも兼ね備えている選手なので、更なる飛躍を期待しています。

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