斎藤愛美|経歴と走り方(ランニングフォーム)の紹介

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プロフィール

氏名:斎藤 愛美(さいとう あみ)

生年月日:1999年8月26日

出身地:岡山県

所属:
高梁市立高梁中学校
岡山県立倉敷中央高等学校

身長:162㎝
体重:55㎏

自己記録

100m 11秒57
200m 23秒45(高校記録・日本ジュニア記録)

主な戦績
2014年 全日本中学校陸上競技選手権200m8位
2015年 全国高校総体200m8位
国民体育大会少年女子B100m優勝
日本ユース100m優勝
2016年 日本陸上競技選手権100m2位・200m2位
全国高校総体100m・200m・4×100mリレー優勝(三冠)
国民体育大会少年女子A100m優勝・400m4位
日本ユース100m・200m優勝
2017年 日本陸上競技選手権100m予選敗退・200m8位
全国高校総体100m準決勝敗退・200m8位・4×100mリレー7位

2016年に急成長を遂げ、飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せた斎藤愛美選手。高校二年生ながら日本選手権で100m・200mともに2位入賞を果たし、200mは高校記録も更新しています。

岡山県出身の斎藤選手。陸上競技では中学時代にも全国レベルの実績を残しており、三年時の全日中では200m8位に入賞。しかし、この時は後にここまで飛躍するとは思っていなかった事でしょう。

高校は倉敷中央に進学し、一年時から快進撃を見せます。夏のインターハイでは200mで8位に入賞し、さらに国体では少年女子B100mで優勝を果たします。悲願の全国大会初優勝で、ゴール直後に涙を流していました。

二年生に進級した2016年は、彼女にとって大飛躍の一年になりました。日本選手権では100m・200mともに福島千里選手に次ぎ2位入賞、200mでは中村宝子選手が保持していた高校記録を更新する23.46をマークしています。
さらに地元岡山で行われたインターハイでは100m・200m・4×100mリレーの三冠を達成!200mでは向かい風1.2mの悪条件下ながら23.60をマークし、高校記録がフロックではない事を証明。大会MVPにも輝いています。
秋には国体少年女子A100m、日本ユース100m・200mも優勝し、高校三大タイトルを全制覇。また日本ユース200mでは自身の高校記録をさらに更新する23.45をマークしています。

しかし三年時となる2017シーズンは怪我に悩まされ、前年のような結果が残せず。インターハイも100m準決勝敗退、200m8位に終わっています。



斎藤選手のランニングフォームです。
全身を連動させる事に関しては天才的で、全盛期の末續慎吾選手や藤光謙司選手を彷彿とさせます。さらにパワーと関節の剛性力がいずれも優れており、100mランナーとしての資質の高さは歴代でも屈指でしょう。
彼女の場合は歩き方も特徴的で、腰椎の前弯が強く、重心位置の高い状態で膝を完全伸展させ接地します。これは大腿四頭筋の活動量が低く、胸腰椎の前弯と股関節伸展の複合動作を主体に重心移動している事を意味します。この歩行様式は黒人に多く、また野生動物も同様です。日本のトップスプリンターにも観察されますが、ここまで顕著な選手は少ないですね。
余談ですが、大腿神経麻痺などで膝伸筋群の病的な筋力低下が見られた場合、この動作がさらに強調された<Back knee>と呼ばれる現象が起きます。


2017年シーズンは残すところ国体のみとなりました。ここで復活の走りを見たいとも思いますが、彼女には焦らず長期計画で世界に羽ばたいて欲しいという願いもあります。
身体の使い方の上手さに関しては、女子スプリンターの中では歴代でも頭抜けていると思います。順調にトレーニングを積めれば、日本記録更新も十分狙えるほどの逸材です。東京五輪だけでなく、その先も見据えて競技に取り組み、新しい時代を築いてほしいですね…。まだまだ18歳!応援してます!

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