蘇炳添(そへいてん)|経歴と走り方(ランニングフォーム)の紹介

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プロフィール

氏名:蘇 炳添 Su Bingtian(スー・ビンチャン、そ へいてん)

生年月日:1989年8月29日

出身地:中国

所属:
曁南大学

身長:173cm
体重:66kg

自己記録

60m   6秒42
100m 9秒99
200m 21秒23

主な戦績

2011年 ユニバーシアード100m3位
2012年 ロンドン五輪100m準決勝敗退
2013年 モスクワ世界選手権100m準決勝失格
2014年 アジア大会100m2位・400mリレー優勝
2015年 北京世界選手権100m9位・400mリレー2位
2016年 リオデジャネイロ五輪100m準決勝敗退・400mリレー4位
2017年 ロンドン世界選手権100m8位・400mリレー4位
2018年 バーミンガム世界室内選手権60m2位

経歴

中学生の時に陸上競技を始る。2011年に中国選手権100mで優勝。中国記録を更新する10秒16もマークし、一躍国内トップ選手に成長。その後張培萌により中国記録は更新されるが、2015年に黄色人種初の9秒台となる9秒99をマークし、中国記録を奪還。

また2015年北京世界選手権100mではアジア人種としては初の決勝進出をはたしており、さらに2017年ロンドン世界選手権では100m8位に入賞している。

2018年3月に行われたバーミンガム世界室内選手権では60m決勝で6秒42のアジア記録をマークし、見事銀メダルを獲得。

走り方(ランニングフォーム)

蘇 炳添選手のランニングフォームです。

これまでアジア人のトップ選手ではあまりいなかった、ゴリゴリのパワーランナーです。多少力んでもお構いなし、そのままグイグイと前進する。こういうタイプは競り合いに滅法強いんですよね。

彼の走り方は、まるでモーリス・グリーン選手の生き写しのようです。飛び出しの角度や、腕の振り方、地面の蹴り方、遊脚時にやや股関節を外旋させるところなど…。

彼の台頭は、結構日本の選手や指導者に大きな衝撃を与えました。なぜなら当時の日本では「日本人に適した走りを追求する」という風潮が過度に浸透しており、ウエイトトレーニングを否定する声も多かったのです。

そんな中、正当にフィジカルを強化し結果を残している彼の存在は、日本にとっては脅威でした。まあ結局のところ、短距離走は最後はフィジカル勝負ですからね…。そこは避けては通れないのです。

ちなみに蘇 炳添選手、2018年には60mの記録を6.42まで伸ばしています。この記録は結構なレベルで、ひょっとしたら今後100m9秒8台まで到達してしまうのではないでしょうか。現時点ではサニブラウン、山縣の両選手ともにまだ彼には及ばない印象です。

いずれにせよ、今後も日本人選手にとっては高い壁となり、立ち塞がる事でしょう。

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