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世古和|プロフィール・経歴・走り方の紹介【陸上】

世古和選手は2018年日本選手権100m優勝者。2009年インターハイ100m、2013年日本インカレ100mも制している。

世古和のプロフィール

氏名

世古 和(せこ のどか)

生年月日

1991年7月28日

出身地

三重県

所属

伊勢市立五十鈴中学校
宇治山田商業高校
筑波大学
CRANE (乗馬クラブクレイン)

身長

154cm

体重

49kg

自己記録(自己ベスト)

100m:11秒50
200m:24秒24
400m:55秒73

主な戦績

2006年(中3) 全日本中学選手権200m6位
ジュニアオリンピック200m5位
2007年(高1) 全国高校総体100m予選敗退・400mリレー3位
日本ユース選手権100m8位
2008年(高2) 全国高校総体100m2位・200m2位
国民体育大会少年A100m3位
日本ユース選手権100m3位・200m優勝
2009年(高3) 全国高校総体100m優勝・200m3位・400mリレー優勝・1600mリレー7位
国民体育大会少年A100m優勝・400mリレー5位
2010年(大1) 日本選手権100m8位・200m8位
世界ジュニア選手権100m準決勝敗退・400mリレー予選敗退
日本インカレ200m準決勝敗退
日本ジュニア選手権100m優勝・200m予選敗退
国民体育大会成年100m7位
2011年(大2) 日本インカレ400mH予選敗退・400mリレー3位・1600mリレー4位
国民体育大会成年100m予選敗退・200m予選敗退・400mリレー準決勝敗退
2012年(大3) 日本インカレ100m予選敗退・400mリレー3位
2013年(大4) 日本インカレ100m優勝・400mリレー優勝・1600mリレー8位
国民体育大会成年100m4位・400mリレー準決勝敗退
2014年(社1) 東日本実業団選手権100m優勝
日本選手権100m予選敗退
国民体育大会成年100m準決勝敗退・400mリレー準決勝敗退
2015年(社2) 日本選手権100m5位
全日本実業団選手権100m優勝
国民体育大会100m4位・400mリレー予選敗退
2016年(社3) 日本選手権100m3位
全日本実業団選手権100m2位
国民体育大会100m3位・400mリレー準決勝敗退
2017年(社4) 東日本実業団選手権100m優勝
日本選手権100m5位
2018年(社5) 東日本実業団選手権100m優勝
日本選手権100m優勝
ジャカルタアジア大会400mリレー5位
国民体育大会成年100m優勝

世古和の経歴

三重県出身。幼少期は器械体操に取り組むが、陸上競技をしていた両親の影響で小学3年生のときに短距離走に初挑戦。

中学校に進学後も器械体操を続けていたが、三年生の春に陸上競技に転向。全日本中学選手権にも出場し、200mで6位に入賞。秋のジュニアオリンピックでも同種目5位に入賞している。

高校は父の出身校でもあった陸上競技の名門・宇治山田商業に進学。インターハイには三年連続出場しており、二年時には100m・200mともに2位、三年時には100mで優勝を果たしている。

高校卒業後は筑波大学に進学し、一年時には日本選手権で100m・200mともに決勝進出・世界ジュニアへの出場・日本ジュニア100mの優勝など、順調なスタートをきったように思われたが、その後は怪我の連続にて大きなスランプに陥る。

一時は陸上競技を引退することを考え、四年時には乗馬クラブクレインへの就職が内定。しかしその後日本インカレでの100m優勝や自己ベストの更新などの活躍を経て、社会人でも競技を継続することを決意。

大学卒業後は予定通り乗馬クラブクレインに入社し、2015年に日本選手権100m5位・全日本実業団100m優勝、2016年日本選手権100m3位と実績を重ね、2018年には日本選手権100mで悲願の優勝を果たす。同年ジャカルタアジア大会代表にも選出され、3走を務めた400mリレーでは5位に入賞した。

世古和の走り方(ランニングフォーム)

世古和選手の走り方(ランニングフォーム)の紹介です。

苦しい時期を経て、よくぞ長い期間我慢してきたな・・・という印象です。女子は福島千里選手の一強時代が長く続いていましたが、その間も黙々とトレーニングを継続してきた精神力は素晴らしいと思います。

世古選手ですが、まずは体型の特徴から見ていきましょう。彼女は肩幅が広く、そして腕も長い。たしかにパッと見て「器械体操に向いているな」と感じる骨格です。全体的にも筋肉量が多く、いかにもパワーがありそうですね。

走り方に関してですが、最大の特徴は胸腰椎の前弯動作(背骨の前へのしなり)が非常に大きいことです。まるで黒人選手のようですね。このような動作をすると足が後ろに流れがちなのですが、彼女の場合は外腹斜筋の機能が優れており、骨盤が後方回旋するのを防止しています。この動きはヨハンブレイク選手の走りを見れば理解しやすいと思います。日本人が苦手としている動作ですね。

二つ目の特徴は、衝撃を緩和しない硬い接地動作です。接地の瞬間に膝や足首が「ゴンッ」て感じで、潰れる様子がまるでありません。この動作で、脊柱と股関節で生み出したエネルギーを効果的に地面に伝達し、短い接地時間を実現しています。

長い上肢も柔らかく使いこなし、全体的にまとまりのある走りです。このまとまり感はかつての北風沙織さんを彷彿とさせます。

2018年は日本選手権に続き、秋の国体も制した世古選手。日本のエースとなるには、自己ベストをあと0.2~0.3秒はあげたいところ。素晴らしい才能を持った中高生が現れる中、中堅の実力を見せ、ぜひ福島選手とともに日本を牽引していただきたいです。

今後に期待しましょう。

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