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クリストフ・ルメートル|プロフィール・経歴・走り方の紹介【陸上】

クリストフ・ルメートルのプロフィール

氏名

クリストフ・ルメートル(Christophe Lemaitre)

生年月日

1990年6月11日

国籍

フランス

出身地

フランス アヌシー

所属

Athlétique Sport Aixois

身長

190cm

体重

74kg

自己記録

60m 6秒55
100m 9秒92
200m 19秒80

主な戦績

2007年 世界ユース選手権100m4位・200m5位
2008年 世界ジュニア選手権200m優勝
2009年 欧州ジュニア陸上競技選手権大会100m優勝
ベルリン世界選手権100m失格・4×100mリレー8位
2010年 ヨーロッパ選手権100m・200m・4×100mリレー優勝(三冠)
2011年 大邱世界選手権100m4位・200m3位・4×100mリレー2位
2012年 ロンドンオリンピック200m6位・4×100mリレー3位
2013年 モスクワ世界選手権100m7位
2014年 ヨーロッパ選手権100m2位・200m2位・4×100mリレー3位
2015年 北京世界選手権100m準決勝敗退・200m準決勝敗退・4×100mリレー5位
2016年 リオデジャネイロオリンピック100m準決勝敗退・200m3位
2017年 ロンドン世界選手権200m準決勝敗退・4×100mリレー5位

クリストフ・ルメートルの経歴

2010年白人選手としては史上初めて100m9秒台をマークし、さらに2016年リオデジャネイロ五輪では200m銅メダルを獲得している、名実ともに世界トップクラスの選手です。
写真を見ても分かるように美男子で海外でも人気の高い選手ですが、日本のアニメ・ゲームが大好きという意外な一面もあります。

ルメートル選手はフランスのキュロズという町で幼少期を過ごします。当時はハンドボールやラグビー、サッカーなどの球技に打ち込んでいました。
2005年、彼が15歳の時に陸上競技に触れるきっかけがありました。フランスで行われた大会の50m走レースに参加したのです。彼はこの大会で優勝し、その後100m走にも参戦します。ちなみにその時の記録は11.46。15歳で素人の選手という事を考慮すれば、かなりの好タイムです。

2006年には本格的に陸上競技を始め、アスリートクラブであるAthlétique Sport Aixoisに所属します。同年に早くも10秒台突入となる10.96をマークし、翌2007年には10.53まで自己ベストを更新しています。
2008年には世界的にも頭角を現します。100mは10.26まで記録を伸ばし、そして200mではなんと世界ジュニア選手権で金メダルを獲得してしまいます。

2009年も順調に成長を続け、ヨーロッパジュニア選手権100mで圧勝。さらにこの時マークした10.04はヨーロッパジュニア記録となりました。またこの年はベルリン世界選手権にも出場しており、4×100mリレーで8位に入賞しています。
数々の実績が評価され、この年ルメートル選手はEuropean Athletics Rising Star of the Year Award(ヨーロッパ新人賞)に選出されています。

2010年は7月に行われたフランス選手権100mをフランス新記録となる9.98で優勝。白人選手としては史上初となる9秒台ランナーの誕生です!続く200mでも20.16のフランスタイ記録をマークし、まさにフランスを代表するトップランナーに成長しました。
その後参戦したヨーロッパ選手権100mでもフランシス・オビクウェル、ドウェイン・チェンバースといった世界トップクラスのランナー達を退け優勝。200m・4×100mリレーも優勝し、三冠を達成します。
さらに8月のリエティ・グランプリでは100m9.97を記録し、フランス記録を更新しています。

2011年も快進撃は止まらず、3月ヨーロッパ室内選手権60mで銅メダル獲得。6月ヨーロッパチーム選手権で100m9.95、7月フランス選手権では9.92まで記録を短縮。
絶好調で臨んだ大邱世界選手権では100m4位、200mではフランス記録となる19.80をマークし見事銅メダルを獲得。2走を務めた4×100mリレーでも銀メダルを獲得し、まさに破竹の勢いを見せました。

2012年、これまで毎年自己ベストを更新してきたルメートル選手ですが、ついに記録は停滞してしまいます。しかしそれでも主要大会では結果を残し、ヨーロッパ選手権100mを連覇。初出場となったロンドン五輪では200m6位に入賞、4×100mリレーでは銅メダルを獲得します。

2013年、フランス選手権100mは新鋭のジミー・ヴィコ選手に敗北し、ついに連覇が途絶えます。8月のモスクワ世界選手権100mでは、準決勝で中国の張培萌選手との激闘に競り勝ち、決勝進出。7位に入賞しています。

しかしこの後は怪我の影響で低迷し、2014年はヨーロッパ選手権100m・200mとも2位に終わります。2015年北京世界選手権では100m・200mいずれも準決勝敗退。徐々に世界のトップからは遠のいていきました。
北京世界選手権の結果に落胆したルメートル選手は、苦悩します。コーチの変更なども考えますが、思いとどまり同じ環境のまま再起を決意します。

五輪イヤーとなる2016年は覚悟のシーズンとなりました。まずは再度200m19秒台を出すことを試みますが、もう4年以上出ていません。そして6月には再度ケガをしてしまい、準備不足のままリオデジャネイロ五輪を迎えてしまいました。
五輪本番、最初に行われた100mでは10.07のシーズンベストをマークしますが、準決勝で敗退。そして本命の200m。準決勝は混戦の中で実力を発揮し、決勝進出をはたします。決勝レースではウサイン・ボルトアンドレドグラスの両選手が優勝争いをする中、他の選手はほぼ横一線。最後はトルソーの差でリードし、見事銅メダルを獲得!レース後、取り乱したように喜ぶ姿が印象的でした。

2017年ロンドン世界選手権では200mに出場。準決勝敗退に終わっています。

クリストフ・ルメートルの走り方

ルメートル選手のランニングフォームです。

少し上体を揺らす独特のリズムの取り方で、驚異的なストライドを誇ります。恵まれた骨格から発揮されるパワーは、やはり日本人選手との差を感じざるを得ません。
動作には左右差が見られ、左足を接地する際に胸椎を屈曲させアクセントをつけています。
スタート動作はやや粗削りですが、中間疾走におけるキック足の動作などは無駄が無く、お手本になります。
またスタート前は山縣亮太選手などと同様、自分の世界に入り込み集中するタイプで、混戦に滅法強い印象です。

白人選手としては歴代最強の選手。2011年までは挫折を知らずに成長し、まさに天才的な活躍を見せていました。その後苦しい時期を経てリオ五輪200m銅メダルを獲得した時は、見ている方も感極まるものでした。
まだ現役を続行しており、今後も活躍を期待しています。

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