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ウサイン・ボルト全盛期の走り 100m世界記録9.58 ベルリン世界選手権 タイソン・ゲイとの一騎打ち

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北京オリンピックの衝撃から早一年が経ちました。五輪三冠を達成し、そして三種目いずれも圧倒的な世界記録を樹立。名実ともに人類史上最速の座に君臨したウサイン・ボルト選手。もはや誰も太刀打ちできる選手はいないと思われましたが…。

そんなボルト選手の前に、一人の男が立ちはだかりました。アメリカ最強のスプリンター、タイソン・ゲイ選手です。2007年の大阪世界選手権では三冠を達成し、一時代を築くと思われましたが、翌年リーボックグランプリにてボルト選手に完敗。その後怪我をしてしまい五輪も準決勝敗退と、短期間で栄光と挫折を味わった男です。
ゲイ選手にとっては、人生をかけた雪辱戦となりました。

開幕したベルリン世界選手権100m、ボルト選手は予選から規格外の力を見せつけます。この大会では異様なハイテンション状態で、笑顔が絶えず常におどけた態度をとっていました。準決勝でも笑顔で流しながら9.89という驚愕のパフォーマンス。かたやゲイ選手は淡々とラウンドを進め、準決勝9.93。まだ実力は未知数な印象でしたが…。

こうして迎えた100m決勝。伝説のレースです。
選手紹介時からボルト選手は既に最高潮。ゲイ選手は表情を変えません。
そしていよいよレースが始まります。好スタートを切ったのはボルト選手。ゲイ選手は少し遅れます。一次加速を終えた時点で、ボルト選手がややリード。独壇場と思われましたが、そこからはゲイ選手も食らいつきます。それ以降はほぼ差が変わらないまま、フィニッシュ!そして速報タイマーに表示された記録は、なんと9.58!!
北京オリンピックで最後まで全力で走り切れば、一体どれだけのタイムが出たのか…。数々の著名人が予想していましたが、その答えが出た瞬間です。
そして二着のタイソン・ゲイ選手。記録は9.71。このタイムを出して王者になれないとは…。レース後、ウイニングランをせずに引き上げたゲイ選手。怒りを抑えきれない状態だったといいます…。

日本の実況アナウンサーからは「最速の金メダルと最速の銀メダル」と称されたこのレース。最強の挑戦者を、難なく返り討ちにする強さ。これがウサイン・ボルト選手の全盛期です。
はたして、100mの世界記録9.58が破られる日は訪れるのでしょうか?

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